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RACINGドライバー 伊沢拓也オフィシャルブログ

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GTドライバーの心拍数と速さの因果関係は?

   

日本大学医学部、柳田亮助教授のチームから我々には興味深い論文が発表されました。

名前を見ればわかりますよね。GT500に参戦している柳田選手の弟さんです!

オートスポーツwebで簡単に解説してくれてるので、読んでみて下さい。

http://www.as-web.jp/supergt/47305?all

僕も2012年にこのデータ取りに協力させて頂きました。

自分のデータの記憶を辿ると、レース中の心拍数は平均で170bpm近いです。
他のドライバーに比べると少し高かった気がします。
と思ってメールを見返したら当時のやり取りが残っていました!

心拍数を最大値を記録するのは予選で、190はいつも越えています。

当時は心拍数が高い=体力がない。

かと思っていましたが、心拍数が高い状態を維持出来ているのは、
集中出来ている証拠で、アドレナリンが分泌され闘争状態にあるようです。
トレーニングをちゃんとしている、していないでも、心拍の上昇に違いがあったり、
色々勉強させてもらったのを覚えています。

良いレースしてる時は心拍数が高く、何かで順位が下がったりすると心拍数は落ちます。

ちなみに2012年にJAF GPの時は平均183,MAX205でした。
これは高すぎだと思いますが。

普段あまり心拍数を取らない方にはこの数字などはピンと来ないですよね。

レーシングドライバーは常に座っていますが、この状態で心拍数がこれだけ上がるのが凄い事だと思います。それを一時間以上、高温多湿のレーシングカーの中でキープし続けるのは、レーシングドライバー=アスリートだという事です。
その中で一瞬で状況を判断しながら、マシンと常に格闘しています。
外から見ると簡単に運転しているように見えるかもしれませんが、改めてこうやってドライバーについて知ると、またレースを見る時に見方が変わるかもしれませんね!

柳田助教授から論文が送られてきましたが、全て英文です、、、。
2012年から始めて、いろんな想いが詰まっている論文だと思いますので、頑張って読みます!!

それにしても、兄レーシングドライバー、弟助教授。
柳田家、カッコ良過ぎる!!

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